カレーはお好き?
私はずっと嫌いでした、カレー。
フルタイムでバリバリ働き、出張や研修で家を空けることも多かった私の母がカレーを作る日は、決まって申し訳なさそうに
「今夜はカレーなんだ、ごめんね。」
と言っていたせいか、カレー=手抜き料理、というとんでもない刷り込みをしてしまっていたんだと今になっては思います。
そんなこともあって、ずっとカレーライスが苦手だった私ですが、イギリスはロンドンで初めて食べたインドカレーに衝撃を受けてから大のカレー好きになりました。
パラパラのご飯に、サラサラのカレールー。
具材も味もシンプルなんだけど、スパイスがガツンと効いているカレー。
夏になると無性に、頻繁に食べたくなるのです。
そんな今夜は、アーモンドミルクとチキンのカレーを。
たっぷりのニンニクと生姜が効いた、さっぱりとしたカレーです。
日本のカレールーの半分以下のカロリー、であるのにスーパーイージー。
そして今夜は私は女子会で韓国料理を食べに行きますよ。
「ごめんね、今夜はカレーなんだ。」
なんて、絶対に言いません。
だって、とっても美味しいもの。
逃避行のススメ。
昨日は、急遽福岡まで行ってきました。
新幹線で鹿児島から1時間半。
早いな。近いな。
会いたい人に会って、美味しいものを食べ、お腹がすく本と出会い、美味しいコーヒーを見つけて。
素敵な時間でした。
久しぶりの我儘を家族にはきいてもらった気がします。
自分を大事にすることは、周りの人をも大事にすることだという意味が、少しわかった気もするなあ。
帰り着いたのは夜の9時半。
花を買っていてくれました。
ガス抜き、
大事!!
向き合う。
毎日ブログを更新したいな、と強く宣言してはみても、結局こうして挫折しています。
(どうでもいいことを書いて誰が得をするのか、というネガティブなループにはまっているとお察しください。)
前回のブログから今日までに、
子どもたちの友人がきた、とチョコレートマフィンを焼いてみたり
大雨警報の日には、アールグレイ茶葉のシフォンケーキを焼いてみたり
長期出張から帰国した夫が好きな、チョコレートケーキを焼いてみたり
思い立って、色んな味のスコーンを焼いてみたり
だとか、相変わらず焼いたり作ったりがあり、楽しんでいます。
つい先日、ある文筆家の息子さんがふいに「恋人と結婚することにしたから」、と呟いて、それに対してものすごく平常を装いながら、いいんじゃない、と返した、というエピソードのコラムを読んだのですが、これが深く響きまして。
※写真とは無関係です。
もともとは、イギリス料理はマズイ、のレッテルをどうしかしたい!という大志を抱いて始めたブログやインスタだけれども、考えてみたらものすごい「誰なんだ」感!
でも、先ほどのコラムのように、なんならの形で残せたらいいなという想いで、また今日もブログに認めよう、そう思った次第です。
中学生になって、コーヒーデビューした息子。
いい豆を使った、朝の一杯だけの薄めのコーヒー、を毎朝飲んでいく息子を見ながら、いつの日か彼が婚約者を連れてくる日を想像する、痛い母なのです。
MAKE YOUR BED.
今日は、ベッドメイキングについて。
ベッドメイキング。いわゆる、日本でいう布団をたたむ行為であり、言葉そのままベッドを整えること。
さて、欧米では子どもの躾の一環としてこのベッドメイキングがあります。
一般的に幼稚園くらいから始まるようですが、我が家では各個人の部屋が充てがわれた小学生から本格的にスタートしました。
毎朝、毎朝、どんな朝でも
Have you made your bed?
Make your bed!!
なんていう声が響き渡ります。
我が家の息子は4月から中学生になりましたが、ようやく習慣として身についたなあ、と感じられるようになったのは、ごくごく最近。時間がかかりました。笑
さて、夫から読んだらいいよ、と勧められていたある本に、
Make Your Bed: Little Things That Can Change Your Life...And Maybe the World
ベッドメイキングをしなさい〜人生、もしかしたら世界をも変える、小さな習慣
(私の訳なので、日本語版と違ったらすみません。)
というウィルアム・マクレーベンが著者の一冊があります。
彼はアメリカ海軍 ネイビー・シールズ出身で、サダム・フセイン捕獲などいう功績を残した有名な元海軍大将。
そんな彼が、毎日のベッドメイキングを習慣として身につけ、こなすことの大切さを語っています。
例えば、
小さなことができないと、大きなこともできない、
であるとか、
嫌な1日だったとしても家に帰れば綺麗なベッドが迎えてくれる。(すなわち、その風景が心を穏やかにしてくれよという意味かと。)
といったことが挙げられています。
毎日、面倒なこと、嫌なことって、少なからず多からずありますよね。それでも1日の始まりであるベッドメイキングというタスクをひとつこなすことによって、次のタスクをこなしやすくなる、そういうことが熱く語られているのです。
読みながらとても共感、納得する部分も多く、私にとっての毎日の多くのタスクは、悲しいことがあった日、嫌な1日を過ごした家族が、家に着いたらほっとできる空間を保つことだと改めて確認できました。
息子のベッドです。
Make your bed!
もうこんな声かけをしなくてもいいのかな。
寂しい気もします。
お勧めの一冊です。是非。
サンドイッチが大好きだ!
サンドイッチって、手軽で美味しくて、自分の好みでアレンジ可能なすごい一品だと思う。
サンドイッチ伯爵ジョン・モンタギュー、ありがとう!
(ウィキペディアによると、サンドイッチ伯爵のはるか前からミートアンドブレッドと呼ばれて食べられていたようです)
我が家でもよく登場するサンドイッチは、朝ごはんの強い味方。
知人に教わった、オリーブオイルに粗塩を混ぜたものを塗ったサンドイッチ。片面には生アーモンドバターを。これはハマります。
食パンをカリッカリにトーストして、発酵バターを塗ってBLTに。カリッカリに焼くのがポイントです、個人的に。
ある日は、夫の大好物フィッシュサンドイッチ。カリッと揚げた魚のフライにウィスターソースを染み込ませ、刻んだ紫キャベツをたっぷりと。ぐー。
そして今日のランチは、朝ごはん残りのサンドイッチ。
どんだけ〜〜!!
サンドイッチの会、したいなあ。。
好きなサンドイッチを持ち寄ったサンドイッチの会、されたい方がいれば是非やりませんかー?
ご一報ください。
あの味を再現。Egg salad 編。
朝ごはん。
皆さんは、ご飯派?パン派?
我が家は割と半々だったりします。
さて、日本でもお馴染みのサンドイッチの具材といえば、タマゴ。茹でた卵にマヨネーズと塩胡椒。一般的な味付けはそんな感じでしょうか。私も大好きです。
ちなみにイギリスでは、Egg saladといいます。
でね、ある日、このエッグサラダサンドイッチをどうしても再現したくなりました。
マヨネーズが違うせいかと思うのですが、エッグサラダサンドイッチはより酸味があってサッパリしているんですね。
何かが足りない。
美味しいんだけど、、なんか違う。
それから私なりに近い味を研究してみました。
●ゆで卵 2つ
●マヨネーズ 大1
●サワークリーム 大1
●塩胡椒 (粗塩だと尚よろし)
●プレーンヨーグルト ほんのほんのすこし
●パプリカパウダー
●刻んだパセリ
サワークリームだったのか!ヨーグルトだったのか!
パプリカだったのかーーー!
サッパリ、コクのあるエッグサラダサンドイッチが楽しめます。
是非お試しください。
一年ぶりに。
ブログを更新。
2019年になってほぼほぼ半分が過ぎようとしているだなんて! 令和になってもう1ヶ月が経とうとしているだなんて! (まだ、浅いか!)
イギリスカルチャーを発信、なんてカッコいいことを言っておきながら、正直毎日和食ばかりだし、ツッコミどころ満載なことは、私も重々承知しております。
今日からまた自己満足な毎日を、ひっそりと綴っていきたいと思います。
さて、今日は久しぶりに夫が日曜オフだったのだけれど、昨夜から風邪でダウン。
今日に限っては、もはやベッドから起きれないほど。
疲れが溜まっていたのね。
そんな朝、いつものように身支度をしている時に、ふとイギリスにいる義理のおばあちゃんが浮かびました。
(外は一日雨模様。良かった、家にいる口実ができた)
おばあちゃんはもうすぐ80歳になり、一人暮らしをしています。
そんなおばあちゃん、1年365日、どこに出かけるでなくても、人に会う予定はなくても、いやむしろ、ほぼ毎日自宅で過ごしているにも関わらず、必ず綺麗なお洒落着を着て、イヤリングして、ピンクの口紅をさし、そして香水をつける、そんな女性。
「いつだって、綺麗にしていたい。それは、そういう自分でいたいから。」
暮らしを整える。
おばあちゃん、義母さんから学んだことのひとつです。
暮らしって家だけでなく、自分自身にも反映させるもの。
ちなみに私も、休みの日予定がなく家にいるときにでも、眉と日焼け止め、口紅だけはひいて、身綺麗な洋服を着ています。(一張羅は着ないけど)
自分自身を整えて、暮らしを整える。
家族から学んだことは、なんとか生かされています。