MAKE YOUR BED.
今日は、ベッドメイキングについて。
ベッドメイキング。いわゆる、日本でいう布団をたたむ行為であり、言葉そのままベッドを整えること。
さて、欧米では子どもの躾の一環としてこのベッドメイキングがあります。
一般的に幼稚園くらいから始まるようですが、我が家では各個人の部屋が充てがわれた小学生から本格的にスタートしました。
毎朝、毎朝、どんな朝でも
Have you made your bed?
Make your bed!!
なんていう声が響き渡ります。
我が家の息子は4月から中学生になりましたが、ようやく習慣として身についたなあ、と感じられるようになったのは、ごくごく最近。時間がかかりました。笑
さて、夫から読んだらいいよ、と勧められていたある本に、
Make Your Bed: Little Things That Can Change Your Life...And Maybe the World
ベッドメイキングをしなさい〜人生、もしかしたら世界をも変える、小さな習慣
(私の訳なので、日本語版と違ったらすみません。)
というウィルアム・マクレーベンが著者の一冊があります。
彼はアメリカ海軍 ネイビー・シールズ出身で、サダム・フセイン捕獲などいう功績を残した有名な元海軍大将。
そんな彼が、毎日のベッドメイキングを習慣として身につけ、こなすことの大切さを語っています。
例えば、
小さなことができないと、大きなこともできない、
であるとか、
嫌な1日だったとしても家に帰れば綺麗なベッドが迎えてくれる。(すなわち、その風景が心を穏やかにしてくれよという意味かと。)
といったことが挙げられています。
毎日、面倒なこと、嫌なことって、少なからず多からずありますよね。それでも1日の始まりであるベッドメイキングというタスクをひとつこなすことによって、次のタスクをこなしやすくなる、そういうことが熱く語られているのです。
読みながらとても共感、納得する部分も多く、私にとっての毎日の多くのタスクは、悲しいことがあった日、嫌な1日を過ごした家族が、家に着いたらほっとできる空間を保つことだと改めて確認できました。
息子のベッドです。
Make your bed!
もうこんな声かけをしなくてもいいのかな。
寂しい気もします。
お勧めの一冊です。是非。