明日から出張のため荷物をまとめてみた。
京都へ2泊3日。
はじめての冬の京都。寒いよー芯から冷える寒さだよー、と散々周りから脅されながら、荷物をまとめました。
移動が多い時には、とにかく荷物が少ない方がいい。そして、キャリーケースがすごく苦手なので、
無印良品の口が大きく開く鞄がお気に入りです。
2泊3日の旅行でも(私には)十分な大きさです。
荷物を増やしたくないので、3日目の服は1日目に着た洋服を着ます。
こちらも無印良品。右が洋服入れ。二つに分けられるので、上には洋服、下には寝巻きとレッグウォーマーを。
左が下着と靴下を入れています。
1番右がメイク道具。
真ん中がブラシや化粧水など。こちらも無印良品。
可能な限り荷物を減らしたいので、旅先には必ず使い切りを持っていきます。これもやはり無印良品。
これも無印良品。目元やほうれい線につけるクリームパック。
クレンジング綿棒。これ、あったらいいな!を形にしてくれた商品ですね。小分けに切り取れるので、日数分必ず持っていきます。無印良品、最強!
鞄のポケットも便利。マスクとホッカイロを入れています。
携帯の充電器も。けっこう入ります。
本は絶対持っていくアイテム。
パンツを入れ忘れたことはありますが、本だけは忘れません!手持ちバッグに一冊、荷物鞄にも一冊入れて。
これで2泊3日の荷造り完了。
鞄自体がかなり軽い!から、肩にかけても重くない!
多分、女性からしたらかなり少ない荷物かもしれません。
というわけで、明日から京都へ行ってきます。
鞄の中身事情。
じゃーん。鞄の中身です。
最近新調したばかりの財布、名刺と保険証etc、メイク直しポーチ、鍵、ハンカチ、コロナ禍で増えたものものをまとめたもの、携帯。
この6点。
昔、友人からもらったバリ島土産のポーチには、メイク直しセット。
財布を小さめに新調したことで発生したポイントカードやら保険証をどこに入れるか問題。
いいサイズ感のポーチをロフトで購入。これに名刺入れも一緒にまとめました。ぴったり!
大きめのポーチには、残りのバラバラしたものをまとめました。
消毒液と消毒シートはコロナ禍で常備するように。認印やらティッシュ、娘のお上がりのアナ雪ブラシ、口直しの梅飴(塩昆布と交互)、文庫本と付箋。ネイルは剥がれた時のために常備。入ってないけどイヤホンも!
こんな感じのものを一気にまとめたポーチです。ちなみにこれもロフトで購入。買って大正解でした!
こんな感じにまとまる!
このセットを鞄を変える時に移すだけ。
残念ながら小さい鞄は持てない性分みたいです。
数年前に、ものすごくお洒落で綺麗な知人と買い物中に、彼女ががばって鞄を開いた時、生理用品がババーン!どかーん!と大量にそのまま入っていたのを見たことがありました。
外見からは想像もつかない鞄の中に衝撃を受けたのを覚えています。
男女関係なく、鞄ってその人の暮らしまで見える気がして、それ以来より気をつけるようになりました。
というわけで、誰にも頼まれてないけど、私の鞄の中身の整え方についてでした。
向田邦子を改めて読んでみる。
今年は向田邦子が亡くなって40年の年で、書店や雑誌、テレビ番組などで特集が多く組まれています。
私自身、向田邦子の大ファン。
普段、向田ファンを公言しているので、その繋がりで今回某新聞社の取材を受けることになりました。
事前に1冊選んでほしいということだったので、色々迷った挙句「隣の女」を選んだわけですが、取材を受ける前に改めて読んでみるとまた色んな気づきがあったので、記録として書いておこうと思います。(読んだことがない人には読むきっかけに、既に読んだ方には「そんな捉え方もあるんだ」と思っていただければ・・)
「一生に一度でいい、恋っての、してみたかったの」―平凡な主婦が飛び込んだNYへの恋の道行を描いた表題作、嫁き遅れた女の心の揺れを浮かび上がらせた「幸福」「胡桃の部屋」、異母兄弟の交流を綴った「下駄」、絶筆となった「春が来た」の五篇を収録。温かい眼差しで人間の哀歓を紡いだ短篇集。
子ども待ちの主人公サチ子は、ブラウス一枚1200円の内職をする主婦。
壁が薄い安いアパートでミシンを踏む毎日。
隣に住む水商売の峰子の部屋からは、男との声がいつも聞こえる。
その男の声にサチ子は恋に落ちて・・・
そんなあらすじ。
是非読んだことのない方には読んでいただきたいので、ネタバレしないように書きますが、、、 「一生に一度でいい、恋っての、してみたかったの」っていうこの言葉から想像する主人公のサチ子って、きっと今まで生きてきた中で
間違いをおかさず
ハメを外したこともなく
無難に無難に、(もしくは失敗しないように)生きてきたんではないかな?
って私は感じました。
だって、普通はニューヨーク、行かないんじゃないかなって思うのは、これまでの失敗なんかから得た経験で行ってはいけないことって頭で理解できるはずだから。
だけど、こういう話をすると、「それはそれほどの恋をしたことがないから」って言われそうなんだけど、私は改めて読みながら「いや、やっぱり行かないな」って思います。それは、これまでの経験から自分だけじゃなく、周りも巻き込んで皆が傷つくからと知っているからなんだと。
私はそういうサチ子という背景までを、今回見られた気がします。
読書って、齢を重ねて読むことでまた違った発見があるから面白い。
取材記事があがってくるのがとっても楽しみです。
今年はたくさんいい経験をさせてもらっています。
完璧主義者について考える。
今年に入って、3回ほど「完璧主義者」と言われた私。
びっくりして何も言えず、あーうん、という言葉が出したように記憶しています。
そのあとなんだかやはりモヤモヤするので、辞書を引っ張ってみると
「物事に不十分な部分があることを許さず、不足や欠乏のない状態であることを求める考え方や性格などを指す表現。妥協を許さないさま、ほどほどの加減を知らないさま。」
だそうな。
瞬時に思ったのは、うん、絶対違う、ということ。
だって不十分でよし、仕方ないよね、というスタンスで子供の頃から生きてきたし、妥協を許さないどころか、妥協だらけなんだけど。。
でもなぜ、そんなふうに思われたのか?思われたのか?
多分、暮らし方なのかな、と。
片付いていない状態は本当に嫌だし、指紋だらけの床を見たらテンション下がるし、臭いトイレなんてもってのほか!
そもそも、暮らしを整えることが完璧主義者ならば、もうそこらじゅうのインスタグラマーが完璧を求めすぎて疲労困憊しているはず。インテリア、なんて言葉も存在しないですよ、だって楽しむものでしょ。
元々私は大の片付けが苦手な人間で、結婚してから急に変わったわけではなくて、自分のだらしない性格も変えたかったし、自分の家に対して誇りを持っているイギリス人(いわゆるHouse proud) と暮らす中で、もっと家に、暮らしに向き合いたかったという経緯があります。
夫の両親が暮らす家やインテリア、暮らしに恋に落ちたことも理由の一つかもしれない。
大人であれば、皺くちゃのシャツやハンカチははっきり言って非常に恥ずかしい。
スーパーで買ってきたお惣菜をそのままテーブルにどーん!なんて味気ない。
ハサミを探す時間を読書にあてたい。
そんなことをクリアしているうちに、すっかり今の暮らしが定着し、そしてしっくりくることに気づいた、という感じ。
忘れっぽい、物をなくしやすい私が大人になるために必要なプロセスだったわけですね。
私は完璧主義者ではありません。
暮らしを思う存分楽しんではいるけれど。
大好きなエッセイストで女優の沢村貞子さん。
彼女が心から暮らし、食を楽しんでいる様が生き生きと書かれています。是非読んでいただきたい一冊です。
家事が好きだ〜!なんて今時言うと
「お前みたいな女が家事を好きとか楽しむとか言うから、いつまでたっても女ばかりが家事をすることから抜け出せないんだ!」
なんて声が聞こえてきそうだけど、いやいや怖がらずに言いましょう!
掃除もお料理も、私大好き。
話が逸れたので、この辺で。
最近だいぶ上達したローストポテトのコツを書いてみる。
夫と結婚して16年目。
結婚当初、トースターしか我が家になかったため、イギリス料理を作るっていうことはほとんどありませんでした。
しばらくして、巷で一番安いトースターを大きくしたような電気オーブン的ものを購入。そこからぽつぽつ作るようになりました。
最近ようやく夫が満足するローストポテトをマスターしたと自分では感じているので、その作り方を書いてみたいと思います。(ただし、びっくりするくらい適当です)
①じゃがいもは皮をそのままに、しっかり洗う。
②大きめにカット。
③下ゆで。(半生くらいの感覚でゆでてね)
④半茹でしたジャガイモに、たっぷりのオリーブオイル(ここはこれ多くない?くらいの量で大丈夫。多めにかけてください)、塩、つぶしたニンニク(+私はドライガーリックも一緒にいれます)、胡椒(できれば粒をつぶしたやつ)をかけて、両手でがーーと混ぜる。※全体にいきわたるように。
⑤オーブン200度くらいの低めの温度で、まずは40分~50分くらいじっくり焼く。
⑥40分くらいで火は通りますが、ここで220度くらいに温度を上げてされに10分~15分焼く。(カリっとなるポイントです)
⑦熱々をどうぞ。
なんだ、簡単じゃん。
そう思われるかもしれませんが、私はここまでくるのにかなり時間を要しました。
外はカリッカリ、中はふっくら。結構、この塩梅が難しい。
是非お試しください。
オリーブオイルは、「多め」です!
読書感想文。
今日は、最近読んだ本の感想をまとめておこうと思います。
直近で読んだものから。
1冊目:チョン・ヘヨン「誘拐の日」
(Amazonさんから画像お借りしました)
今年に入って、韓国人作家作品を多く読んできましたが、ミステリーは初めて。
あらすじは、娘の病気の手術代のため、やもなく誘拐を決意した主人公のミョンジュン。不器用で、気が優しい男です。でも目的の豪邸から飛び出してきた少女ロヒをうっかりはねてしまい、その衝撃でロヒは記憶を失ってしまいます。そんななかロヒの家から両親のしたいが発見され、ミョンジュンは殺人の容疑者になってしまいます。。
こんなストーリーなのですが、まずミョンジュン。そもそも誘拐するような人ではないのですね。ちょっと抜けているんだけど、でもとっても気の優しい男なんです。そして非常~に不器用。でも、大切な娘に必要な手術代どころか、全くお金もない。もうこれは、お金持ちの子どもを誘拐してお金をもらうしかない!!という方向へ行くわけです。(というかそもそもこのアイデアも彼自身のものでない)
だから誘拐しちゃっても、ロヒに散々こき使われたり、わがまま聞いてやったり、途中から殺人事件の謎を解こうとロヒと一緒に動き出したり。でもミョンジュンのこの人柄が、まず読み続けたいというひとつの引き金になっている気がします。またこのロヒも巷でも有名な超天才少女。この二人のアンバランスでコミカルな掛け合いが、とってもいい味を出してくれています。ミステリーにありがちな、引っ張って、引っ張って、どーーんんといきなり犯人登場!!というよりは、展開が早く、読みやすい。それもあっという間に読めた理由かと思います。
2冊目
「向田井邦子の本棚」
(こちらもAmazonさんから画像お借りしました)
向田邦子が亡くなって40年。今年は、彼女の特集コーナーが色んな場所で見られました。私は自他共に認める向田ファン!永遠に憧れの女性です。
そんな彼女の自宅には、生前1600冊もの本があったそうで、この本には、彼女が影響を受けた本だったり、料理や旅行といった彼女が愛したものがぎゅっと詰まっています。あまり向田作品を読んだことがない方でも十分に楽しめるし、彼女がどんな風に「暮らし」を楽しんでいたかを知ることができます。
是非、手に取ってもらいたい1冊です。
さて最近は、1週間に2冊ほどのペースで読書をしています。
もうちょっと読書時間を確保したいなと思いつつ、10時を回るとすっかり眠気に襲われてしまうこの頃・・・・ ああ、体力が欲しい!
というわけで、9月とはいえど、まだまだ暑い日が続いています。
コロナも含めて、ご自愛くださいませ。
ジメジメ。
じめじめ、をカタカナで表記すると、新しい言葉が生まれたような気持ちになります。
毎日続くまとわりつく湿気。
私は週1.2回、アロマオイルかハッカ油を数滴垂らしたもので、床を水拭きしています。
(毎日だとさすがにしんどいので)
その水拭きをするときにだけ、
椅子を上げ、ソファも動かしています。
ハッカオイルは、磨いた後のすーっとした爽快感があってこの時期にはぴったり。アロマオイルだと、レモンやグレープフルーツなどの柑橘系がオススメです。
今朝は、夫が仕事で5時半起きだったので、そこからの時間がたっぷりありました。(朝早く起きることの最大のメリットですね)
週末はたっぷりと時間をかけて掃除をすることで、リセットできる気がしています。
サプライズを知らない夫から、納品書付きの誕生日プレゼントが届きました。(しかも実際の誕生日はまだ先)
不器用なりに頑張ってくれたんだと、素直に気持ちを受け止めたいと思います。