日常を綴る記録

食、旅、読書、イギリスが大好き。たまに、美味しいイギリス料理や紅茶、お菓子、カルチャーについて語っています。

Boxing Day

昨日はクリスマス。

我が家でも、例年通り家族揃って楽しいクリスマスを過ごすことができました。

今日はBoxing Dayといって、クリスマスの翌日をこう呼んでいます。

色々な説があるようですが、教会で寄付を募る箱が回される日から、ボックスBoxからとって、Boxing Dayなんていう話を聞いたことがあります。

さて、2017年の我が家のクリスマス。

どのようなメニューなの?と聞かれることが多いので、書いてみたいと思います。

毎年我が家はチキンを食べます。お肉に関しては家庭によって違うようです。

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主人のレシピは、お肉が柔らかくなるようにレモンをまるごとチキンの中に詰めるんです。しっとりとしたお肉に焼きあがります。

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基本、ワンプレートです。

ひと皿に、メーンとなるお肉、ローストポテトなどのお野菜、ピッグインブランケット(ソーセージにベーコンをまいたもの)、ヨークシャプディングというパンのようなものが並びます。

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食事を始める前に、イギリスではクラッカーと呼ばれるものを、両隣にすわっている人と割ります。

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お皿の上にのっているのが、クラッカーです。

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割ると中から紙製の王冠👑や、クイズや、ジョークが書かれた紙、小さなオモチャが出てきます。紙製の王冠はみんな必ずかぶるんですよー!

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それから、クリスマスディナーはディナーでも、イギリスでは昼間に食べるもの。ディナーなんだから夜じゃないの?と思われますが。。。

日本のお正月とおなじで、クリスマスは家族と過ごす時間。食後には、クリスマスケーキやらチョコレートも沢山準備しておき、みんなで時間をかけて楽しみます。

ゆっくり、のんびりとしたクリスマスとなりました。

ジンジャーブレッドマン。

もうすぐクリスマス。

クリスマスイブの夜には、毎年サンタさんのためにクッキーと赤ワイン(やジュース)を準備しておきます。

娘がサンタさん用のクッキーを早く焼きたい!というので、晩御飯後、2人でジンジャーブレッドマンを作りました。

⚫︎材料

小麦粉 350グラム

バター 100グラム

きび砂糖 170グラム

粉末ジンジャー 2tbs

シナモン 1tbs

卵 1つ

牛乳 5tbs

全部をざっくり混ぜて、型を抜いて、180度のオーブンで10分。

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型抜きと飾り付けは、子供にとって1番楽しい時間です。

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簡単、美味しい♡

是非どうぞ。

Mulled wine で体ぽかぽか。

Mulled wine。(モルドワイン)

ホットワインと言うと、お分り頂けるかと思います。

寒くなると、

クリスマスが近づくと、

飲みたくなるのがこのモルドワイン。

自宅で簡単にできますので、是非お試しください。

材料

赤ワイン ボトル一本

きび砂糖 60グラム

オレンジの皮 1個分

シナモンスティック 1本

ローリエ 1枚

オールスパイス 小さじ1

クローブ 2粒

オレンジjuice 1カップ

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以上を全て入れて温めてください。

沸騰させないのがポイントです。

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Pork pieで暖かい夜に。

随分鹿児島も寒くなりました。

今日も寒かったー!

ブルブルと震えながら、今夜食べたいものを考えた時、思い浮かんだのはポークパイでした。

サクサクのパイ生地の下には、豚の肉汁たっぷりのフィリング(パイの中身をこう呼びます)が。

イギリス人が大好きな味です。

少し面倒臭いですが、、、でも味は保証します。

お客様が来るときなど、特別な夜にオススメです。

⚫️フィリング材料⚫️

無塩バター 1tbs

塩 2tbs

玉ねぎ 小1つ

りんご 小の半分

豚肉 250g

ベーコン 4枚

タイム 2tbs

セージ 2tbs

ナツメグ 1/4tbs

⚫️パイ生地⚫️

小麦粉 4カップ

バター 6tbs

マーガリン 4tbs

1. バター、塩、セージを鍋にかけ、溶かす。

2 溶けたら、皮をむいてダイス状に切ったりんごと、千切りにした玉ねぎを1に入れて、10分ほど炒める。

3 細切りにした豚肉とベーコンを入れ、さらに10分ほど炒めたら、ナツメグとタイムを入れて混ぜる。その半分をミキサーにかけてペースト状にする。

4 3を完全に冷やす。

5 大きなボウルに小麦粉を入れ、溶かしたバターとマーガリンを熱いうちに混ぜ入れる。

6 しっかりと混ぜて、生地をまとめる。

7 パイ生地の1/4ほどを、蓋用に取っておく。

8 メインの記事は4等分して、重しを置いてオーブン219度で5分ほど焼いておく。

9 冷やしておいたフィリングを、焼いておいた生地にのせる

10 蓋をかぶせて、中身が溢れないようにしっかりとじる

11 卵と水を少し入れたもので、照りを出すためにブラシで塗る

12 オーブン219度に20分、その後175度に下げて20分焼いて完成。

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平日のバタバタした夜にはオススメ出来ませんが、笑、是非一度お試しください。 f:id:shaw-san:20171218192856j:plain

クリスマスに欠かせないお菓子・ミンスパイ。

クリスマス特集第2回目。

今日はイギリスのクリスマスを語る上で絶対に忘れてはいけないお菓子、ミンスパイをご紹介します。

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もともと、名前の通りミンス(ひき肉)、詳しくいうと肉のぶつ切りや破片を詰めたものだったらしいのですが、時代の移り変わりと共に、中身が肉ではなくドライフルーツに変化を遂げました。

レーズンやオレンジ、りんご、レモンなどの果物にブランデーと砂糖で漬けて、数日置いたものです。

この味はまさにイギリスでは欠かせないクリスマスの味。

ミンスパイがスーパーに並び出すと、クリスマス🎄がいよいよ近づいて来たと感じるんだそうです。

クリスマス、楽しみです。

手作りのオレンジ&クローブ クリスマスオーナメント🎄

あっという間に師走。

12月といえばクリスマスです。🎄

大好きなクリスマスシーズン。これからクリスマスまで、クリスマスをもっと素敵にできるアイディアをブログでシェアしていきたいなと思っています。

さて、今回はクリスマスツリーのオーナメントです。

実はつい先日、義母に教えてもらったばかりのこのオーナメント。オレンジとクローブで簡単にできて、とってもいい香りです。

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縦にスライスしたオレンジに、クローブを差し込みます。

あとは、オーブン175度で20分ほど乾燥させるだけ。

出来れば、まだ半乾きくらいで止めてください。

そうすれば、クリスマスまでにゆっくりとゆっくりと乾燥していき、その間の香りをまた楽しむことができます。

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クリスマス。ワクワクします。

そうか、イギリス料理ではなかったのか。

イギリスは移民の国。

とにかくメトロポリタン。いろんな人種がいます。

だから、サワークリームを混ぜながら食べるBeef goulash soup が、イギリス料理だとずっと思っていた私。

夫から仕事終わったから今から帰る、コールが鳴ったときに、今夜はあなたが大好きなイギリス料理だよ!と胸張って言ってみたはいいものの、蓋を開けたら、ポーランド料理だったらしい!!!

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生のパプリカとパプリカパウダーをたっぷり入れるんです。コクがあるのにさっぱり食べられます。

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サワークリームを入れたらマイルドになって、子供達も大好きな味です。

まだまだ知らないことばかり。

精進精進。