もっと自由に。もっとファッショナブルに。(できたらいいな、というお話。)
5月7日。子どもたちが学校へと登校していきました。(今日、明日と登校日。それ以降はまだ未定。)
ゴールデンウィークという名の大型連休が事実上終わったけれど、それでも例年感じるような遊び疲れだとか、連休が明ける前の喪失感だとか、あの特有な感情に振り回されることもなく、さらっと明けてしまった感は否めませんが。
自宅という限られた空間の中、家族がいればその共同体でどう快適に過ごすのか、ひとりであればどう時間と向き合うのか、など諸々考えた方も私だけではないはず。
そういった意味では、台所に立って何かを「つくり」、その結果(料理)を誰かと(私の場合は家族ですが)共有するという時間は、私をより忍耐強くさせてくれたし、考える力をいくらばかりかつけることが出来たのかもしれません。
この本は、数年前にイギリスの義母がプレゼントしてくれたもので、タイトルはずばりA love of eating 。
Tart Londonというユニット名でケータリングをしているルーシーとジェミマのレシピ本。ケイト・モスやシエナ・ミラーといったファッション産業で名をはせるセレブたちが指名するほど人気の二人が生み出す、おしゃれなレシピ集に心躍ります。
ファッション界に出入りしているだけあって、二人ともとってもファッショナブル。
レシピだけでなく、写真も楽しめるレシピ本でとっても気に入っています。
ある料理家が言っていました。
「料理ってそもそも楽しいもの。毎日レシピを見ながら作るのって苦痛。もっと自由でいいと。」
うんうん。彼女たちの本を見ていると、きゃっきゃっ言いながら、これでもかっていうくらい自由に作っている印象を受けて、そもそもレシピっていうものに私たちは呪いをかけられているのではないか、とちょっと思ったり。
トラディショナルなイギリス料理、、、ではないのですが、できるだけシンプルに、楽しく料理ができるように考えられているなと感じます。
今夜は、ラビオリに挑戦してみようと思っています。
美味しいチーズがスーパーで簡単に手に入らないのが、本当に悲しい。
手に入る材料で美味しく、、、を勝手にモットーにして、今夜も頑張るか。